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呼吸筋を鍛えてトレーニングフォームの歪みを改善!
皆さま、こんにちは。
ラクエルの鶴田です。
前回のブログでは
良い呼吸・悪い呼吸のチェック法を
ご紹介させて頂きました。
《あなたの呼吸は良い呼吸? 悪い呼吸? 簡単チェック法をご紹介》
普段から横隔膜を使って
ゆっくり深い呼吸ができようになると
- リラックス度が高まる
- 首こりや肩こりが緩和する
- 姿勢が良くなる
- 血流の改善
- 疲労の緩和
など体にとって良いことがたくさん起こります。
さらに、トレーニングする際にも
呼吸筋を正しく使うことで
動作の安定度・筋肉の出力が高まり
より良い効果を得ることができます。
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呼吸筋強化によるトレーニングフォーム改善例
今回ご紹介するのは
高校生・男子のトレーニングフォームの改善例です。
当初は体幹を保持する力が弱く
トレーニングをする際にも
骨盤や肩甲骨の左右の動きに
大きなばらつきがありました。
普段の姿勢も悪くなりがちで
それに伴って呼吸も浅くなっていました。
私たちの体は
心臓・肝臓などの位置関係から
本来左右がアンバランスな状態になっています。
通常は、
呼吸筋を中心とした体幹の筋力によって
このアンバランスさをカバーしているのですが
呼吸筋が弱くなってしまうと
許容範囲を超えた動作のブレや
姿勢の悪化を生んでしまいます。
そこで、
- ベーシックな呼吸トレーニング
- 骨盤と肩関節の周りにある筋力のバランス改善
を行って
動作のブレにアプローチしました。
変化の様子を動画にまとめてみましたのでご覧ください。
スクワット時には
骨盤が左に落ち込む動作
膝が内側に入ってしまう動作
が改善。
背中のトレーニングでは
肩が左右ばらばらになってしまう動きが
改善されました。
● 〇 ● ○
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良い動きをマスターし
筋肉や関節をバランス良く使えるようになると
普段の生活時でも
ランニングやスポーツ等を行う際にも
故障をしにくく、スムーズに力を出せるようになります。
そして、
機能的な動きの延長上に
・きれいな背中を作る
・キュッと上がったお尻を作る
といった外見的な効果もあるので
トレーニングの成果を高めるために
地道に呼吸筋を強化していきましょう!
呼吸は、
電車に乗っている時も
料理をしている時も
いつでも練習可能です。
ぜひご自分に合った
毎日の呼吸ルーティンを設定してみてください。
(呼吸筋の基本トレーニングは
下記のページを参考にしてください)