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山梨県甲州市塩山のパーソナルジム&スタジオ ラクエル

公式ブログ

2016/09/02
  • トピックス
  • 鶴田学ブログ

二の腕が細くなる第2の理由

ninoude

皆さま、こんにちは。
パーソナルトレーニングジム・ラクエルの鶴田です。

オリンピック、甲子園もひと段落していよいよ9月ですね。
残暑に負けないよう、もうひと頑張りです!

前回、
バドミントン選手は
日々トレーニングを重ねているのに
なぜ二の腕が細いのか?!
というタイトルで、

第一の理由は、
肩甲骨を大きく動かすことで
その末端にある腕の循環を高めているから
というお話をしました。

本日はその続きです。

二の腕を細くするために、
循環を良くすること以外のポイントとは何でしょうか!?

 

バドミントン選手の腕が細い第二の理由:
腕ではなく、胸や背中の筋肉を使っているから

一口にアスリートと言っても、
競技によって体格の特徴は様々ですよね。

例えば柔道選手はどの選手も
たくましい二の腕を持っています。

スピードスケート選手は
私たちとは比べ物にならないくらいの
発達した太ももを持っています。

このように、
それぞれの競技でたくさん使っている筋肉が
大きくなるというのが体の原理です。

これを腕が細いバドミントン選手に
当てはめてみると…
腕の筋肉はあまり使わず、
それ以外の筋肉を使っているということになります。

では、
腕を使わずにどこを使っているのかというと…
答えは「胸と背中」です。

えっ?!
腕を動かしているのに、使っているのは胸と背中??
と思うかもしれません。

そう思ったあなた。
次の動きを試してみてください。

———————–

気をつけの姿勢になる
(座っていてもOKです)

右手で左肩の内側、鎖骨のすぐ下をさわる
(胸の筋肉が始まっている部分です)

左腕を前方に持ち上げて、
片腕で前にならえの姿勢をとる

さらに前に出した左腕を
内側(右方向)へスライドさせる

———————–

いかがでしょうか?

動かしているのは腕ですが、
胸の筋肉を使っているのが
よく分かるのではないでしょうか。

実はこのように、
腕を動かすメインの筋肉は

  • 前方に動かすときは胸
  • 後方に動かすときは背中

なのです。
(腕の筋肉は肘の曲げ伸ばしをする時に主に働きます。)

 

このように、
上手に胸・背中を使うことができると
日常生活の様々な動作を
腕の筋肉に頼らずに行うことができます。

  • ドアの開け閉め
  • 荷物を運ぶ
  • 料理をする
  • 掃除をする
  • 歩くときや走るときの腕振り
  • 赤ちゃんを抱っこする …など

その結果、
腕に掛かる負荷が減り
腕筋肉を無駄に太くしてしまうのを
防ぐことができるのです。

 

さらに、
体の中心部である胸や背中の筋肉を使うことは
代謝アップや
背中からウエストに掛けてのボディライン改善
姿勢の改善にも役立ち、
一石が三鳥、四鳥にもなるのです。

胸の筋肉、背中の筋肉を使うことは
トレーニング動作の中でも難しいことなのですが、
非常にメリットが多いので
ぜひマスターして頂きたいです。

 

○ ● ○ ●

 

二の腕を細くするには、

①まずは、
肩甲骨の可動域を大きくして
腕の循環を上げる。

②次に
胸と背中の筋肉を使って
腕の筋肉の負担を減らす。

そして、次回は最後の第三のポイント、
腕を細くするための習慣についてお話ししたいと思います。

○ ● ○ ●

 

もう9月になりましたが、
まだまだ薄着の季節は続きます。

来年の夏までに、とは言わず
さっそく今からスリムな二の腕づくりに励みましょう!