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ダイエットコラム解説版④-2 ゆっくり食べてカロリーオフ!
皆さま、こんにちは。
パーソナルトレーニングジム・ラクエルの鶴田です。
トレーナー情報誌NEXTに掲載中のダイエットコラム、今回はvol.4「食事における1割の努力」の解説版・後半をお届けさせて頂きたいと思います。
前回は、野菜を食べることのメリットやどのくらい食べれば良いかをお伝え致しました。
今回はちょっと地味ですが、ゆっくり食べることの重要性とコツについてお伝えして参ります。
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「ゆっくり食べること」は大切なダイエットスキル
皆さまは日頃、ゆっくり食べることを意識していますでしょうか?
何かと慌ただしく過ごす中で、ついつい食事の時間もペースが切り替わらず、急いで食べてしまうことも多いのではないでしょうか。
急いで食べても、ゆっくり食べても、カロリーも栄養バランスも変わることはありません。
ですが、
ゆっくり食べる事に取り組んでみると…
- 以前より食事を味わえるようになった
- 一食の満足度が上がった
- 無駄に食べ過ぎることが少なくなった
という効果を実感される方が多いです。
食事の時間は私たちの生活の中で、睡眠と同じくらい大切な癒しの時間と言えます。
食事をすると副交感神経が刺激され、体はリラックスモードになります。
無駄な力が抜け、疲労物質が抜けやすくなり、ストレスも軽減させることができます。
ところが、急いで食べてしまうと、緊張状態が抜けずリラックスへの切り替えスイッチを入れ逃してしまいます。
そのことが食事の満足度を下げ、「もっと食べたい」という欲を生み、ダイエットを妨げることにもなります。
忙しい毎日だからこそ、1日3回(間食を含めれば4回)の時間をゆっくり大切に楽しんで、疲労とストレスの軽減、カロリー低減といったダイエットの成果に直結する効果を得てください。
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メトロノームでペースを掴む!
とは言え、
これまでの習慣を急に切り替えるのはなかなか難しいものです。
また、どのくらいのペースで食べればいいのかも分かりづらいところです。
そこで、ラクエルでお勧めしているのが、メトロノームを活用することです。
無料のアプリがあるので、ご自分の気に入ったデザインのものをインストールしてください。
そして食事を摂るときに、メトロノームを90拍/分のペースで動かしながら、噛むスピードを合わせてみてください。針が左右に振れるたびに咀嚼しましょう。
最初は「何をやっているんだ??」という感じがしますが、自然と噛むペースがゆっくりになり、脳がリラックスモードへ切り替わる助けをしてくれます。
実際に行ってみると、
「私はこんなに急いでいたのか…!」
と、意外な発見をして頂けると思います。
ゆっくり食べることで、食事本来の美味しさを味わう事ができ、食べている時間(=癒しの時間)も長くなるので、一回の食事の満足度が高まります。
満足度が高まると、もっと食べたいな…という気持ちも湧きにくくなり、結果的に余計なカロリー摂取を防ぐことになります。
※
メトロノームはずっとかけておく必要はありません。
始めの数分だけ使ってペースがつかめたら、消して頂いて食事を楽しむことに集中してください。
※※
外食では周りの方がびっくりするので消音モードで。
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楽しい時間はゆっくり長く
たかがゆっくり食べる事ですが、習慣にするにはやはり地道な努力が必要になります。
これまでお伝えしてきたように、新しい価値観として定着するように、ぜひ繰り返し取り組んでマスターしてください!
楽しみにしていた映画を見に行ったら早送りで上映されていた…
そんなことになったら、とても残念ですよね。
急いで食べてしまう事は、映画の早送りと同じくらい勿体ないことです。
楽しい時間はできるだけゆっくり長く楽しむ。
食事のペースを決めるのはあなた自身です!
リラックスして楽しんで食べる習慣を身に付け、1日3回の食事の恩恵を存分に享受してください。
もし、5分でサンドイッチとコーヒーを食べなければならないという場面があったとしても、ほんのちょっとだけゆとりを持つことはできるかもしれません。
ほんの一瞬でもスイッチをOFFにすることが、心身にはとても大切です。
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朝起きて目ざめの朝食。
昼までの数時間、仕事や家事を頑張って、昼食を摂ってひと休み。
また数時間頑張ったら間食で一息。
晩ご飯を摂って、リラックスタイムを過ごしたら、布団に入って一日の疲れをとる。
そして、また明日頑張る。
リラックスした食と共に、素敵な毎日を過ごしましょう^^