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山梨県甲州市塩山のパーソナルジム&スタジオ ラクエル

公式ブログ

2017/01/11
  • トピックス

ランニングを始めたい方に「分割法」のススメ

s-running

こんにちは!
パーソナルトレーニングジム・ラクエルの伊丹です。

2017年も第2週目に入りましたね!
トレーニングの調子も上がってくる頃だと思います。
正月で体脂肪率が増えてしまった方はどんどん燃焼させていきましょう。

体脂肪を燃やす代表的な運動といえば有酸素運動です。
そこで今回は有酸素運動の運動時間についてポイントをお伝えしていきたいと思います。

 

頑張らなくていい「分割法ランニング」

先日、大年のブログにも書いたように、
《楽ちんランニング&グリーン・エクササイズ》
有酸素運動は頑張らない程度に始めることが習慣化のコツです。

脂肪を燃焼させるには20分以上、有酸素運動を続けなければならないとよく耳にしますますが、
実はそうでもないことが分かってきています。

日体大スポーツ科学研究所の論文によると

  1. 休憩を入れず30分間走り続けた場合と
  2. 休憩を挟みながら10分間を3回走った場合

の比較では、

両方とも消費した総カロリーには顕著な差は見られなかったものの、
運動後のカロリー消費効率は②のランニングを分割して行った方が高いということが分かったそうです。

つまり、休憩を挟みながらの分割法ランニングの方が、
運動を終えた後も脂肪が燃えやすい状態が続くのです!

 

何もしていなくても脂肪燃焼効果アップ?!

この、運動後のカロリー消費効率が高い状態のことを
EPOC(エポック:運動後過剰酸素消費)と言います。
これは、運動後に体を安静時レベルまで戻そうとして、酸素を通常より多く摂取・消費することから生まれます。

一般的にはEPOCはおよそ1時間半~2時間ほど続くといわれ、この間は通常よりも脂肪燃焼量が高くなるのです。

運動強度が高いほどEPOCは長く続くので、
30分一定のペースで走り続けるより
分割法で、時間は短くても良いので、やや早めのペースで走った方が結果的に脂肪燃焼は高まります。

しかも、必ずしも10分間を3回行う必要はありません。
3分でキツければそこまででOK。
しばらく歩いて休息して、また走り始めればいいのです。

長く走るのではなく、短い時間やや早めのペースで走って休む、
という方が気持ち的にも楽ですし、脂肪燃焼の効率もより高くなるということです。

また、筋トレの後もEPOCは発生しますので、
ラクエルでのレッスン後はぜひ有酸素運動を行ってみて下さい。

トレーニング+有酸素運動で引き締まった体を作っていきましょう!

 

そもそもなぜ有酸素運動が良いのか

そもそもなぜ有酸素運動が良いのでしょうか?
運動を始めるきっかけとしてダイエットを挙げる方は非常に多いです。

体重を減らすためには1日のカロリー摂取量を減らすか
運動の消費カロリーを増やすかのどちらかになります。

でも、食事を我慢するのは嫌なので、
健康にも良いし運動から始めようという方も多いと思います。

そして、痩せるための運動と言えばランニング(有酸素運動)です。
もちろん、食事も頑張ってほしいのですが、有酸素運動には以下のようなたくさんのメリットがあります。

  • 心肺機能の改善
  • 骨・関節の強化
  • 基礎代謝量の向上
  • 体脂肪の燃焼
  • ストレスの緩和・発散

先ほど挙げたような分割法であれば比較的ランニングもやり易くなりますし、
一旦走ってみれば、体は良くなるし気持ちもスッキリして「続けてみようかな」という気持ちも生まれてくるかもしれません。

今までハードルの高かったランニングも
やり方によっては苦なくできるかもしれません。

テレビの健康番組でも、
スクワットと有酸素運動は全てのお医者様が勧めていますよね。

ランニングシューズをウェアを買ってみたものの、タンスの肥やしにやってしまっているという方は
新年をきっかけに分割法ランニングで有酸素運動にチャレンジしてみて下さい!