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東京都品川区西五反田のパーソナルトレーニングジム・ラクエル マンツーマン指導

公式ブログ

2016/12/24
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  • 鶴田学ブログ

今年いちばん影響を受けたもの

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皆さま、こんにちは。
パーソナルトレーニングジム・ラクエルの鶴田です。

いよいよクリスマス、そして年末ですね。
2016年の良い締めくくりができるよう、もうひと頑張りしましょう!

 

〇 ● ○ ●

 

今年一年を振り返ってみて
一番の衝撃と言いますか、
これ読んで本当に良かったなぁという本がありました。

それが上の写真の
「ぼくは原始人になった」
という本。

 

タイトルと表紙のインパクトが強烈で
数行読んで、すぐ買うことにしました。

内容は、
アメリカのマット・グレアムさんという方(おそらく今40歳ちょっと)の半自伝で
グランドキャニオンなどの国立公園でインストラクターをしながら
20年に渡って大自然の中で狩猟生活をしてきた経験談が書いてあります。

グレアムさんの毎日は、

  • 竪穴式住居を作って冬山で6か月間自給自足生活
  • アメリカの山々を58日間で2700kmを移動
  • 原始時代に使われていた矢を再現して動物を捕獲して食料にする
  • 皮で衣類を作って、骨で矢じりにしてまた狩りをする

というサバイバル生活。

その中で、

  • 自然の中で狩猟採集生活をしていると徐々に歯垢が取れていく、人間界で毎日歯磨きをしながら暮らしている方が歯が汚れる
  • 動物の皮で作った薄いサンダルで生活をしていると
    足のサイズが10cmくらい大きくなってデコボコした地面をスムーズに走れるようになる
  • 毎日100km移動できるようになる
  • 冬山で寝るときは雪の上で裸足で寝た方が疲れが取れる
  • その土地に敬意を持ち大切にする(動植物の需給バランスを守る)とヒョウは襲ってこない
という通常ではありえない体験をしています。

 

自然界はとても厳しくて、
グレアムさんは命がけでそこに溶け込んでいきます。
そして、自然から沢山の心の豊かさをもらっている様子が描かれています。

私たちにはとてもできない生活ですが、
人の幸せは本来こうあるべきなのかなとも感じ、
グレアムさんの姿にすごく心が洗われる気がしました。

 

原始人は最新のランニング法で走っていた!

本の中では、
身体の使い方や自然界での食べ物についても
とても勉強になることが書いてありました。

その中で驚いたのが、
グレアムさんや先住民の人達にとっては
「フラット走法」が当たり前ということ。

フラット走法というのは
走るときにカカトから着地をするのではなく、
足裏全体で着地をするというもの。

マラソンでメダルを独占しているアフリカ勢もこの走り方で、
トレーニング界でも主流になりつつあります。

 

これまでは「かかとから着地しましょう」
というのが定説でしたが
これは、 80年代にアメリカで起こったランニングブームに
ナイキ社が便乗して底の柔らかいランニング用シューズを
売り出したことから始まったようです。

カカトには衝撃を吸収する関節がほどんど無いので、
たとえ柔らかいシューズであっても
長時間衝撃を受け続けると膝への負担になります。

反対に、足裏全体には20個以上の関節があって、
これらをちゃんと機能させて走れば膝を痛めることもなく、
グレアムのように毎日100km移動することも可能になるのです。

ちなみにグレアムさんや
彼らが出会った先住民の方々の感覚では、
走るときは自分が前に進んで行くのではなく、
地面が私たちの下を動いてくれるのだそうです。

 

来年の課題は…

私も大学生の頃から自然に魅せられ、
身体づくりとは
体の使い方や食事の方法、ものの考え方などを
自然本来の形に戻していくことだという風に考えています。

都会の生活でも
目線を変えれば空の青さや雲の流れ、
街路樹の枝葉の形など自然のものが目に入ってきます。
食べ物もナチュラルで体に良いものを選ぶことができますし、
生活のリズムが崩れないように気を付けることもできます。

ただ、
実際に自然の中に入って行くことが一番の近道で、
そういう機会を作る努力も必要なんだなとこの本を読んで思いました。

あの養老孟司さんも
3ヶ月都会で働いたら、1か月は田舎で暮らす
という世の中の仕組み作りが必要だとおっしゃっています。

 

〇 ● ○ ●

 

自然に触れる為に遠出をすることは
一見面倒だけれど、自分にとって必要なこと。
なんだかトレーニングと一緒だなと思いました。

来年は、
・月に1回、休みの日に遠出をして自然に触れる
・週に1回、林試の森公園に行って林の中で過ごす
ということを実行してみたいと思います。

自然の力はスゴイものです。
ぜひ皆さまの生活にも
もう一個、自然をプラスしてみて下さい。