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山梨県甲州市塩山のパーソナルジム&スタジオ ラクエル

公式ブログ

2016/09/03
  • トピックス

筋肉痛はシェイプアップ・アンチエイジングの味方!

kinnnikutuu

こんにちは、ラクエルトレーナーの山田です。

夏も過ぎ、これからは「スポーツの秋」になりますね!
スポーツの秋に向けて、
「走っています」や「家でもトレーニングしています」
なんて声も会員さんから聞けることを期待しています(^^)!

さて、
トレーニングを頑張ると襲ってくるのが「筋肉痛」です。
筋肉痛が億劫だと感じる方もいれば、
筋肉痛が出ると達成感・満足感が出て嬉しいという方もいますね!

今日はその「筋肉痛」をテーマにしていこうと思います。

 

筋肉痛=筋肉が太くなる?

ときどき女性の方から
「筋肉痛が出ると嫌だ」ということを聞きます。
理由を聞いてみると、
「動くと痛くてツラいし、脚が太くなってしまう」と。

確かに筋肉痛になると動くのがつらいので僕も嫌いなのですが(笑)、
実はそれだけでは太くなりません。

なぜなら、女性の場合はもともと
筋肉がつきにくいホルモンバランスなので、
筋肉痛になるくらいトレーニングをしても筋肉が大きくなるのは少なく、
むしろ引き締まることが多いです。

さらに、性別に関係なく筋肉痛がきたからといって、
必ず筋肥が大きくなるわけではありません。

 

筋肉が大きくなる(筋肥大)ための条件は?

筋肥大には

  • 運動強度
  • トレーニング頻度
  • 栄養!

が大事なポイントになります。

個人差はありますが、
筋肥大したい方は以下の条件を満たさないと
太く・逞しくすることは難しいのです。

  • 10回程度で限界の強度で2-5セットのトレーニングを行う
  • 男性なら最低週1日、女性なら週2~3日以上の頻度でウェイトトレーニングが必要
  • 栄養ある食事を摂り、タンパク質を体重1kgあたり2g程度摂取する(体重50kgの人は100g、毎日肉500gです^^;)

なので、筋肉痛が出ただけでは筋肉は大きくなりません。
シェイプアップしたい方こそしっかりトレーニングをして
代謝の高い、キレイなラインの体を作りましょう!

反対に、体を大きくしたい方は
上記のポイントをしっかりこなしていきましょう。

 

なぜ筋肉痛は起こるのか?

身近なことながら、意外にも
筋肉痛が起こるメカニズムははっきりしていません。

色々な説がありますが、
1番多く取り上げられているのが、乳酸との関係です。

トレーニングを行うと筋内に乳酸が溜まります。
ダンベルを上げる回数が増えてくると
筋肉を動かしづらくなりますよね?

あの感覚は乳酸が大量に分泌されている状態です。
特に加圧トレーニングをする方は、
いつも体感していると思います。

この乳酸がたくさん溜まるほど、
筋肉痛が早く起こると言われています。

さらに、乳酸は体を修復・改善してくれる
成長ホルモンの分泌を促してくれるので、
乳酸がたくさん出て筋肉痛になるというのは
体にとってとても良いことなのです。

 

筋肉痛が遅れて起こるのは?

よく老化が進むの筋肉痛がでるのが遅れると言いますが、
それは老化が直接の原因ではないということが分かってきています。

体力年齢が落ちるとともにトレーニング強度も下がり、
先程の乳酸の分泌量が減るために
筋肉痛の発生が遅くなるという研究結果も発表されています。

ですので、筋肉痛が遅いから老化しているんだ
とガッカリすることはありません。

ただし!
先ほどお話ししたように乳酸がたくさん溜まり
筋肉痛が早く出ることは体にとって良いことなので、
トレーニング強度を上げられるように体力アップしていきたいですね。

運動強度を上げる為にも大切なことは「継続」です。
焦って強度上げてしまうと、怪我を招く恐れがあるので、
健康・アンチエイジングの為に地道にトレーニングを重ね、
徐々に運動強度を上げていきましょう!

 

筋肉痛の対処は?

筋肉痛=休むことというよりも、
「積極的休養」と言われる軽いジョギングやウォーキング、
気持ち良い程度に伸ばすストレッチを行い、
血行促進することで回復を早める効果が期待できます。

さらに、軽い運動での脂肪燃焼効果も期待できるので
ダイエットをしている方には一石二鳥ですね(^^)!

スポーツの秋に向け、
筋肉痛とうまく付き合って、体造りに励みましょう!