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ダイエットの悩みを新入社員の悩みに置き換えてみると…
皆さま、こんにちは。
ラクエルの鶴田です。
最近、ダイエットに取り組んでいる方から、立て続けにこんなことを伺いました。
- Aさん
脂肪ってなかなか減らないものですね… - Bさん
朝、体重が落ちているとやる気が上がるけど、増えているとやる気が無くなってしまいます
どちらの気持ちもよく分かります。
このお二方と同じように、思ったように体重が減らずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この2つの言葉。右も左も分からない新入社員の言葉に置き換えてみると、少し違った見え方がしてきます。
- 新入社員Aさん
仕事ってもっと簡単にできるものだと思っていました… - 新入社員Bさん
昨日は上手くできたんですけど、今日は失敗してしまったのでやる気が無くなってしまいました
こんな風に言っている新入社員に、皆さまならどんな言葉をかけるでしょうか?
- 簡単にできる仕事なんてないよ。経験を積んでいけば段々とできるようになるから。
- 仕事をしていれば上手くいかないことなんて沢山ある。失敗から学べばいいんだよ。
ダイエットの悩みも、根本はこの新入社員の悩みと一緒で、正しいやり方を継続していく方法が分かれば自然と解消できるものです。
私たちの体は、これまで長年続けてきた習慣や考え方によってできています。
- どのくらい食べれば満足か
- ストレスが掛かった時に何をしているか
- 健康にどれだけ重きを置いているか
- どんな情報を信じるか
ダイエットの難しい点はこれらの価値観を少しずつ書き換えていかなければならない点にあります。
痩せるために我慢や辛い思いをする必要は一切ないのですが、この価値観の書き換えについては、新入社員が一から仕事を覚える時と同じように地道な作業が必要です。
これを避けて、「××ダイエット法」のような手っ取り早そうなものに手を出すと、結果として今も痩せていないという状況を繰り返すことになります。
ちなみに、私がダイエット指導をする際の資料には、体重に関わる運動・食事・休息の生活習慣が22個書いてあります。
どれも簡単なものばかりです。
その中から3~5つ程度を、その方の生活状況に合わせて、行うタイミングやレベルを調節しながら取り組んでもらいます。
その取り組みが的の中心に当たるようになると、以下の方々のように大変なことをしていないのに体重が減る状況ができていきます。
朝、コンビニのおにぎりと豆乳を食べ始めたことがきっかけで痩せた例(40代女性)
ゆっくり歩くことで自律神経を切り替えて痩せた例(30代女性)
多くの方が、痩せる習慣を身に付けるのは難しいというイメージを持っています。
しかし、実際はそんなことはありません。
- 生理学的に的を外していないことをする
- それを継続可能なやり方に調節して行う
このポイントを抑えることができれば、どのような習慣に対してもモチベーションが育って、やがてほぼ努力ゼロでできる状態へと変わっていきます。
○ ● ○ ●
ダイエットに一発逆転の裏技は存在しません。
でも、先ほどの新入社員の言葉と同じくらい、答えはシンプルです。
派手な情報に振り回されず、的を射た取り組みを淡々と続けていけば、近い将来、体重の変動に一喜一憂しない毎日が訪れます。
初心に戻って、なおかつ客観的な目を持って、良いダイエットに取り組みましょう!