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ダイエットに必要なのは「強い心」ではなく「穏やかな心」
こんにちは。鶴田です。
昨年の11月からツイッターで朝食を毎日投稿しています。
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トレーナーの朝食 365日 / Twitter
初ツイッターでしたが、今では投稿と共に色々な方の食事を見ることが日課になりました。
そんな中、先日こんな呟きに遭遇しました。
『昨日ダイエットしようと決意して、今日挫折した。強い心!!そんなの持っていないよぉ(T_T)』
夜の時間帯だったので、一日仕事を頑張った後でしょうか。
チョコケーキ、シュークリーム、缶ビールが並んだ画像が一緒に載っていて、昨日から今日への気持ちの浮き沈みがすごく伝わってきました。
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このツイートで気になったのは「強い心」という言葉を使っていることでした。
15年くらい前に糖質制限が流行ってからというもの、その場しのぎのようなダイエット法が次々と現れました。そのせいで、ダイエットのイメージが悪いものになってしまったと思います。
どのやり方も一時的に体重は減るものの、時間が経てばリバウンドをして、結果的に「ダイエットは難しい」「痩せたいけど、また頑張るのが辛い」というネガティブな感情だけを残します。
本当はダイエット手法が悪いのに、ダイエットをする側に「私に強い心がないからダメなんだ」と思わせてしまうのです。
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そもそも太ってしまう原因は
- 疲れとストレス
- 痩せるために必要な習慣(と知識)を持っていない
この2つにあります。
疲れとストレスは「強い心」で消えるものではありませんし、「強い心」が無いと継続できないことは生活習慣とも言えません。
ちなみにメディアでは、商品を売ったり広告収入を得るための情報が優先されるので、本当に役に立つことではなく「ウケること」が流されます。そのため、根本的に間違った方向へ進みやすいのです。
例えば、痩せるために本当に必要な習慣は
- 疲れやストレスを緩和できる栄養バランスを、まずは簡単なところからで良いので徐々に定着させていくこと
- 食べ物をゆっくり味わう癖をつけて、適量で満足して食事を終える価値観を身に付けること
- 普段の姿勢や呼吸、歩き方などを改善して根本的な代謝を高めること
などです。
これらは「強い心」を持って取り組むというより、どちらかと言えば「穏やかな心」で、長く着実に続けていくものです。
そして、そういう習慣を続けていくことで体質が改善し、ダイエットの成果として現れるので、結果として自分に満足で、より「穏やかな心」で日々を過ごすことにもなります。
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ダイエットを始めるときは、方向性を間違わないことが大切です。
「強い心」を持たなきゃという先入観は捨てて、「穏やかな心」で続けられる的を射た方法を見つけましょう。
正しい試行錯誤の先に、あなたにぴったりのダイエットが待っています。