トレーニングの成果
- 機能改善
【男性編】前屈で初めて指が床に着いた!1日1分のストレッチで柔軟性改善
皆さま、こんにちは。
前回の女性編に続いて、今回は男性編の前屈改善編をお届けいたします。
柔軟性の重要性や体を柔らかくするためのポイントは、前回お伝えした通りで女性にも男性にも同じように当てはまります。
ところが、男性は平均的に女性より硬い方が多く、前屈のテストをしたときに「本当に真面目にやっていますか?…」と聞きたくなるくらいガチガチの方もいらっしゃいます。
これは、ホルモンや骨格の男女差によって起こる側面もあるのですが、男性だから柔らかくならない
ということはありません。
フィギュアスケートの羽生結弦選手のように、しなやかで強い筋肉を目指せば日々の姿勢が綺麗になり、疲労の蓄積具合も変わっていきます。
初めて指が床に着いた!
体が硬い場合は柔軟性改善のきかっけとして、男性にも同じように1日1分のストレッチを行って頂きます。
初めの1週間ほどは今ひとつピンとこない方が多いのですが、2~3週間ほど経過すると徐々に変化を実感されることが多いです。
「前より指が少し床に近づきました!」
「もう少しで床に届きそうです!」
変化を感じ始めると、皆さま嬉しそうにおっしゃいます。
上の画像の方も冒頭の画像の方も、初めは床に届く気配すらない…という状態でしたが、1日1回のストレッチをコツコツ続けていき、指が床に着くようになりました。
このような感じで男性の場合は、「人生で初めて指が床に着いた‼」と感動する方も多いです。
たかが前屈ですが、されど前屈です。
この要領で、体の各所のポイントになっている筋肉を柔らかくしていくと、日頃悩まされている腰痛も肩こり等もだんだんと楽になっていきます。
上の写真は、高校生が前屈改善をおこなった時のものです。
若いときは、好きなことには没頭できますが、地味なストレッチはつい後回しになってしまいます。
時々、サボりながらでしたが、4週間で苦手な柔軟性をここまで克服することができました。
男性の見た目にも「しなやかさ」が必要
ダイエットのお話をするときによくお伝えしていますが、始めは面倒くさいと思う事でも、体に良い習慣は必ず良い結果を生み、
- 体が楽になった
- 気持ちが軽くなった
- 自分の体に対して安心感が生まれた
という実感が生まれて、やがてご自身にとって欠かせないものへと変わっていきます。
男性は女性に比べると、ご自身の体のケアに対して意識が向きにくい傾向がありますが、男性にとっても、活力ある毎日を過ごすために柔軟性は強い味方になります。
トレーニングとストレッチはどちらも欠かせないものと考えて、ぜひ疲れ知らずの強い体を作って頂きたいと思います。
以前、同じ五反田のワタナベボクシングジムに所属していた世界チャンピオン内山高志さんの練習前のウォーミンアップを間近で見たことがあります。
その中で、ふくらはぎのストレッチをしていたのですが、驚くほど柔らかかったことを覚えています。
KOを量産したあのダイナマイトパンチは、柔軟性のある体から生み出されていました!
柔らかい筋肉はゴツゴツ角ばった印象ではなく、体のラインを自然でしなやかな印象に変えていきます。
カッコいい体を作るためにも、地道にストレッチを継続していきましょう‼