トレーニングの成果
- 妊婦さん、お子様連れ
妊娠中のトレーニング 30代女性 赤ちゃんの発育とお母さんのコンディション維持のために
今回は、30代女性Nさんのトレーニング事例をご紹介します。
Nさんは2年ほど前にラクエルでトレーニングを開始しました。
日々のコンディション向上と体型維持のために通っていましたが、1年目を過ぎた頃に妊娠されました。
それからはご自身のためだけでなく、赤ちゃんの発育のためのという目的も加わり、引き続き週1回のペースでトレーニングを行っていきました。
トレーニング開始から妊娠まで
Nさんはトレーニングを開始する前は週1回のランニングを行っていましたが、肩こりや日々の疲労感が解消できなかったため、
- 質の良い運動習慣をつけたい
- 効果的に体型を維持したい
ということでラクエルにいらっしゃいました。
初めは、
- 呼吸と姿勢の練習
- 5㎏のダンベルでスクワット
- 股関節のインナー強化
- ヒップアップ種目
など基本的なメニューからスタートしました。
毎週、決まった曜日と時間にトレーニング30分と有酸素運動30分を行い、良いペースでコツコツ体づくりを進めていきました。
やがて強度が高い腹筋の種目や、バーベルを使ったスクワット、ベンチプレスなどもできるようになっていき、20kg以上の負荷も扱えるようになりました。
そして、開始から1年が経った頃に妊娠されたことを報告して下さいました。
妊娠中もトレーニングを継続
日本では、妊娠中にトレーニングをするメリットはまだ広く知られていないのですが、フィットネス先進国の欧米では盛んに行われていて、
- 出産のための体力づくり
- 妊娠中、産後の赤ちゃんの発育を促す効果
- 出産後の体型回復を助ける効果
- 妊娠中の姿勢の悪化や腰痛・肩こりの辛さを緩和する効果
など様々なメリットがあります。
以下のブログでも、妊娠中のトレーニングについて紹介しておりますので参考にしてみてください。
妊娠中もトレーニングをして大丈夫?
Nさんは、妊娠前からトレーニングを行っていたこともあり、そのままトレーニングを継続されました。
妊娠の段階が進むにつれて、体には重心や姿勢、血流など様々な変化が起こります。
- 腰痛や肩コリが慢性的になる
- ふくらはぎが攣りやすくなる
- 息が切れやすくなる
- バランスを崩しやすくなる
といった状況に段々となっていきますが、トレーニングをすることでこれらの症状を緩和することができます。
また、体を動かすことで爽快感や安心感も生まれ、気持ち的にもプラスになることが多いです。
現在は、様々な国で妊娠中のトレーニングのガイドラインが作成されています。
そのガイドラインに則って、トレーニング種目の選択や休憩時間、水分補給を行うことで、妊婦さんにも安心してトレーニングを行っていただくことができます。
Nさんがトレーニングを行っている様子を、動画でもご紹介させて頂きますので、ぜひご覧になってみてください。
出産とその後の幸せな生活に向けて
トレーニング中は体のことだけでなく、色々なことをお話ししながら行っています。
名前はふたつ候補があって、読んだ時の響きや文字の画数でどちらにしようか悩んでいること。
妊娠生活には慣れたけれど、子供がいる生活はまだイメージがつかないので不思議な気持ちでいること。
その時の出来事やNさんの気持ちの変化を伺っていると、私たちも幸せな気持ちになります。
人生の大きな節目の時期の一端をこうして傍で過ごさせて頂くことは、本当にありがたいことだなと思います。
Nさんご一家は、子育ての環境も踏まえて都外の新居へお引越しされることになり、臨月に入る少し前でラクエルでのトレーニングは最後となりました。
この時期のお引越しは色々大変だったと思いますが、きっとNさんも赤ちゃんもより伸び伸びと暮らせる環境になると思います。
頑張って出産を乗り切って、ご家族皆さまで幸せな時間を過ごして頂きたいと思います。
こちらの方へ足を運ぶ機会がありましたら、ぜひお子さまと一緒にラクエルへ立ってください!