トレーニングの成果
- 筋力、筋量アップ
懸垂でキレイな後ろ姿&機能的な肩甲骨を手に入れる!!
今回は、ラクエル会員の皆さまが懸垂にチャレンジしている様子をご紹介させて頂きます。
懸垂は、子供の頃は比較的できるのですが、大人になり体が重くなるとほとんどの方ができなくなってしまいます。
ですが、機能的にも外見的にもメリットが大きいので、女性にも男性にもチャレンジして頂きたい種目です。
フォームを覚えて、筋力を徐々に上げるステップを踏んでいくと、女性は補助用のチューブを使って、男性は自力でやがてできるようになります!
使う筋肉は
懸垂は広背筋(こうはいきん)という筋肉を使うのですが、広背筋は懸垂のように引っ張る動作だけでなく、走るときの腕振り、物を投げる動作など腕を使う多くの場合で働く重要な筋肉です。
また、後ろ姿のサイドラン(脇からウエストにかけて)を作っている筋肉なので、男性が鍛えれば逆三角形に、女性はウエストラインのメリハリができていきます。
難易度の高い種目ではありますが、「私にはムリ…」と諦める必要はありません!
動画に登場していただいている皆さまは特別ガッツリ鍛えていたり、本気のアスリートというわけではなく、週1回ラクエルでトレーニングをされている一般の方々です。
最初は下の画像のラットプルダウンという種目でフォームを作り、筋力を強化していくと、だんだんと懸垂ができる筋力ゾーンに近づいていきます!
ステップアップしながら懸垂へ
ラットプルダウンで広背筋を使えるようになって、体重の6割程度の重量が挙げられるようになったら、懸垂へ移行していきます。
最初はトレーナーの補助を使うなど簡単なバージョンからスタートし、いくつかのステップに分けて行っていくと徐々に懸垂の強度に体が慣れていきます。
懸垂にチャレンジし始めた頃は、「ぶら下がったまま、体がピクリとも動く気がしない!」と仰る方が多いので、初めてできたときは皆さまとても嬉しそうにしています!
懸垂は筋トレの中で唯一、自分の体が上に登っていく種目で、目線が上に浮いていく感覚はある種の面白さや爽快感があります。
ご自分の体を持ち上げる面白さを、ぜひ多くの方に味わっていただきたいと思います。
キレイに10回できればアスリートレベル
懸垂の大事なポイントのひとつが、腕をしっかり伸ばし切ったポジションから開始することです。
腕を曲げたまま行うと楽に上がることができるのですが、筋肉や関節に短縮する癖ができてしまい、肩甲骨や腕の機能の低下を引き起こします。
一流アスリートのような機能的で綺麗なカッコいい体を作るために、懸垂は腕を伸ばし切って行いましょう。
そして、いいフォームで10回できれば、力的にはアスリートレベルで、ラクエル会員さまの中にも10回に到達した方が何名かいらっしゃいます!
トレーニングの目標はお一人お一人それぞれですが、背中のトレーニングをがんばっていくと、その先には懸垂ある!と思って日々良いトレーニングをしていきましょう。
「後ろ姿がステキだな…」そんな風に思われる人を目指してください!!