トレーニングの成果
- キッズ、ジュニア
中学生男子 体育のテストまであと2ヶ月!倒立前転の合格を目指したのですが、まさかの…
皆さま、こんにちは。
ラクエルでは小中学生のトレーニングも大歓迎。
スポーツのパフォーマンスを上げるため、運動の苦手意識を克服するためなど、個々の目的に沿ってトレーニングを行います。
今回ご紹介するK君は、体力づくりのために通い始めてくれましたが、年明けにこんな相談を受けました。
- 体育のテストで倒立前転が課題として出されることになった
- 受験の内申点にも影響があるのでできるようになりたい
もともと体が硬くて姿勢も悪かったためマット運動は苦手で、倒立前転は「全くできる気がしない」とのこと。
テストまではあと2ヶ月。
期間は短かったのですが、K君の将来のためにもテスト合格に向けて練習を開始しました。
2ヶ月での成功を目指して!
テストのルールは、
- 倒立をするときは補助を使ってOK
- その後、自力で前転をすれば合格
という内容でした。
当初は下の写真のように、体を垂直まで蹴り上げることができませんでした。
体もいろいろな部位が硬く、前屈や踵をつけてしゃがむこと(ヤンキー座り)ができない状況です。
足首や股関節周辺が硬いと脚を高く振り上げることが難しくなり、倒立まで持っていくことができません。
自宅でもストレッチを行ってもらいながら、ジムでは脚を蹴り上げるための瞬発力を高め、体を支えるための肩と腕の筋力トレーニングを中心に行いました。
その結果、段々と脚が高く上がるようになり、テスト1週間前には倒立から前転までできるようになりました!
「僕自身が一番驚いている!」
ところが…
コロナ禍の影響で、ちょうどテストが予定されていた日から休校になってしまいテストは中止に。
この2ヶ月の間、倒立前転ができるか不安に感じながらも力をつけてきたK君なだけに、本人もスタッフも残念な思いでした。
ですが、初めて倒立前転ができるようになった日、K君はこんなことを言っていました。
鶴田:「K君の倒立前転を見たら、きっと学校の友達はビックリするよ!」
K君:「そうですね。でも、僕自身が一番ビックリしています!!」
努力を重ねて成果を出したK君だからこそ言える、素敵な言葉だと思いました。
今回は、テストという場で成果を披露することはできませんでしたが、、それまでの過程はきっと
今後のK君のために役立つものだと思います。
これからも自分の可能性をドンドン発見して、自信を深め、能力を発揮してもらいたいと思います!