トレーニングの成果
- 機能改善
40代男性 四十肩の痛みをトレーニングをしながら改善
皆さま、こんにちは。
今回は四十肩(五十肩)の痛みと可動域の制限を解消した、さんの事例をご紹介します。
スタート時の可動域
Mさんは運動不足で、お腹がたるんできたことが気になってラクエルにいらっしゃいました。
ところがお話を伺ってみると、四十肩で腕が上がらないことにも悩んでいらっしゃいました。
腕が上がらないと日常生活での不便が多いだけでなく、トレーニング中も種目が制限されるため十分な効果が得られなくなってしまいます。
そこでMさんには、トレーニングと並行して肩の可動域の改善も行っていく旨をお伝えしました。
Mさんの当初の肩の可動域は、下の写真のような感じでした。
オーバーヘッドスクワットテスト:バーを平行に保ったまましゃがみ込めれば正常
ストレッチと筋トレで改善
上記のように当初の可動域はかなり低く、服を着るときに苦労したり、両手で棚に荷物を上げることができないなど不便が多いとのことでした。
トレーニングではスクワット、腹筋などで全身の筋肉を鍛えつつ、肩のインナーマッスルをストレッチしたり、肩甲骨の動きをスムーズにするエクササイズを並行して行いました。
肩関節の周辺には沢山の筋肉があり、それらをほぐしていきます。
肩甲骨の基本動作も改善していきます。
スタート時は、ダンベルフライ(胸の種目)の可動域も左右で差があったのですが、回を追うごとに下の写真のように左右差が小さくなっていき、
スクラッチテストとオーバーヘッドスクワットテストについても良好な結果になりました。
四十肩は時間が経てば自然治癒していくものですが、肩甲骨の可動域を上げて、肩のインナーマッスルの動きをスムーズにすることで回復を早めることができます。
『どうにもならないもの』と諦める必要はありません。
治癒までの間をなるべく快適に、なるべく短期間で過ごせるように良いケアを行いましょう。
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可動域テストとトレーニングの様子を下記の動画内に載せておりますので、参考にご覧ください。