タップして閉じる
山梨県甲州市塩山のパーソナルジム&スタジオ ラクエル

公式ブログ

2019/09/26
  • トピックス
  • 鶴田学ブログ

冒険家に学ぶ食へのこだわり

皆さま、こんにちは。
ラクエルの鶴田です。

もう20年近く前のことですが…
大学3年の夏休みに
1か月間かけて自転車旅行をしたことがありました。

東京を出発して
野宿をしながら、東北の山々を登り
青森の大間港からフェリーで函館に渡って
北海道の最北端、宗谷岬へ。

オホーツク海に向かってバンザイした後
そこからまた東京へ引き返して、
ひと夏で4200キロを走りました。

北海道の海沿いで出会った大学生と(向かって左が鶴田)

八甲田山に登る途中に出会ったバイカーの森本さんと

 

今は我が家のソファーの上で…

そんなプチ冒険青年だった私は
今も冒険家のドキュメンタリー番組が
放送されていると好んで見ます。

先日も阿部雅龍(あべ まさたつ)さん
という若手冒険家が
マイナス20~30℃の中を
たった一人で900キロ歩き
南極点を目指すというチャレンジを見ました。

日本人がこれまで成功したことのない
難関ルートを見事制したのですが、
いつ、どの番組を見ても
簡単に目標に到達できる冒険は
ひとつもありません。

念入りにプランを練って
気力・体力を充分整えてスタートしますが、
想定以上の自然の猛威に直面し
苦難を乗り超えて成功を掴んだり
時には断念をしたり。

結果は様々ですが
自分の信念に従って
目標に向かって踏み出し
葛藤しながら進んで行く姿に
いつも心洗われ、感動をもらいます。

今は我が家の平和なソファーの上で
そんな風にして冒険の感動を
おすそ分けしてもらっています。

 

冒険家の食事は…

そんな極限の世界に挑む冒険家の皆さんは
どんな食事を摂っているのでしょうか?

冒険中の食事は
出発地点の近場にあるスーパーで
買い込みをする場合がほとんどで

さぞバランスの良いものを
食べているのだろうな、と思いきや
その内容は…

  • バター 30個
  • サラミ 20本
  • オートミール 10箱
  • ベーコン 10パック

という感じ!!

ほとんどが脂質メインの栄養構成
それらを山のように買い込み
ソリに積み込みます。

野菜や果物はゼロです!

 

必要なものをとことん摂っている!

もし、ラクエルの会員さまが
そんな食事をしていたら
私は倒れてしまいますが、

冒険中の食事はそれがベスト。

  • 目的地まで歩けるエネルギーを確保すること
  • 極寒の地でも餓死しないこと

そのために、
とにかく高カロリーなものを食べる
というのが彼らの食事のミッションです。

食料の重さはそのまま
自分が引っ張るソリの重さ(=足かせ)になるので
ムダなものは一切、積み込めません。

ほんの数グラムでも軽くしたいので
歯ブラシでさえ、柄の部分にドリルで穴を空けて
軽量化をしているくらいです。

「健康のために野菜を積んでください」
なんて言ったら彼らに怒られてしまうのです!

 

私たちは自分のソリに何を積むのか?!

私はもう冒険に出ることはありませんし
それどころか、1年のほとんどを
五反田の外に出ずに過ごしています。

それでも、自分のソリには
こだわりのものしか積みません。

それなりに忙しく働きながら
ラクエルのサービスをもっと良くしたいと思ったり
子供たちとも沢山遊んであげたいと思っています。

そのため、
『より疲れず、健康に、元気に』
が私の食事のミッションなので
私のソリには野菜や肉・魚、果物が
たくさん積んであります。

食べ物の他にも、

  • 1日7時間の睡眠や
  • 疲れた時のストレッチ
  • 毎晩こだわりのお酒を1杯楽しむ
  • 食事はゆっくり食べる

という習慣も積んでいます。

 

必要なものは美味しいし、楽しい!

トレーナーという職業柄もあって
おそらく『健康』という観点では
冒険家の方と同じくらい
こだわりを持っていると思います。

そんな生活を送って思うのは、
健康にこだわっているから美味しくないとか
面白くないということはなくて

自分のミッションに見合った努力をすれば
美味しいし、楽しいし、満足できる
ということです。

反対に、
自分のミッション以上の努力をしてしまうと
「辛いなぁ…面白くないなぁ…」
と思って続かなくなり

ミッション以下にサボれば
「ちゃんとやっておけばよかった」と
いつか後悔します。

 

「食べ方」で「人生の歩き方」もきっと変わる

先ほどの阿部雅龍さんは
南極の冒険が終わって間もなく、
今度は人力車を引きながら
東北を一周す
に出たそうです。

その理由を
こんな風に言っていました。

『僕は冒険が好きだけれど
チャレンジに踏み出すのは
毎回すごく大変。

特に「これから始めるぞ!」
と決心する時が気持ち的に一番しんどい。

人はチャレンジし続けることに
慣れておかないと、次の一歩を
踏み出せなくなってしまうと思う。

だから僕は時間を置かず
次の旅に出るようにしています』

冒険にしても
仕事にしても
遊びにしても、
やりたいことをやり続けられることが
結果的に一番幸せで

そのためには
必要な体力や気力を

常に整えておくことが必要です。

あなたは
人生の目標点に到達するために
どんな食事と一緒に毎日を進んでいきますか?

ミッション以上でも
ミッション以下でもない
ご自分のソリにぴったりのルールを積み込んで
軽快に毎日を歩いて頂きたいと思います!

 

● 〇 ● 〇

 

食習慣に迷う方は
すぐに食事日記インスタグラムをこまめに読んでみてください!

皆さまの参考になりそうな情報を載せています♪