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空腹はツライもの?楽しいもの?
皆さま、こんにちは。
最近カロリー計算を再開したラクエルトレーナーの山田です。
カロリー計算を始めてみて分かったことは
予想以上にたべてるな…ということです。
これをきっかけに食事の量を調整するようになったですが、
なによりきついのが空腹感です。
でも、
この空腹感にはメリットもたくさんある
ということを皆さんはご存知でしょうか?
「やせたい」「若くいたい」という方には
ぜひ空腹のメリットを活用して頂きたいので、
今日は「空腹感」をテーマにしていこうと思います。
空腹のメリット
①若さを保てる
空腹状態になることによって
長寿遺伝子と言われるサ―チュイン遺伝子が活発に働きます。
この遺伝子が働くと
細胞内で働くミトコンドリアの量が増え
老化や活性酸素によって働きの衰えた細胞を修復させます。
このサ―チュイン遺伝子はまだまだ研究中なのですが
マサチューセッツ大学などでは
平均年齢を100歳まで延ばせるという発表もあり
アンチエイジングの研究でとても注目されています。
②脂肪燃焼効果
空腹状態で行動をすることで血糖不足の状態になり
エネルギー源を糖質から脂質に切り替えてくれます。
体が普段使っていない脂肪をエネルギーに変えてくれるので
無理に動かなくても脂肪燃焼が進みやすくなります。
空腹時の運動
ところで…
トレーニング中に会員さんから
「空腹で運動をしても大丈夫ですか?」
という質問を時々頂きますが、
答えは運動の種類によって異なります。
有酸素運動は○
空腹時に軽めの有酸素運動をすることで
普段は糖質を遣う体が積極的に脂肪を
エネルギーとして遣ってくれるようになります。
さらに、
運動をすることで食欲が抑えられるので
ダイエットにはうってつけです!
今は走りやすい季節ですので
減量のためにも軽めのジョギングをしてみるといいですね!
筋力トレーニングは×
筋力トレーニングは
有酸素運動と違って運動強度が高いので
糖質のエネルギーが不足していると
貧血を起こしたり、気分が悪くなることがあります。
さらに、糖質エネルギーが不足していると
筋肉を分解してエネルギーとして使ってしまうので
トレーニング効果が落ちてしまいます。
トレーニング前は軽くご飯を食べて、準備を整えましょう!
空腹との付き合い方
では、どれくらい空腹状態を我慢すればいいのか?
と思いますよね。
食事と食事の間隔は4-7時間がベストです。
減量中の方は6-7時間空けるように心がけましょう!
その間はお腹が減ってきても、
ダイエットのためアンチエイジングのためと思って空腹を維持しましょう。
ただし、
8時間以上胃を空にしておくと、
カタボリックと言って筋肉を分解して
エネルギーとして遣ってしまい
我慢は逆効果になってしまうので注意が必要です。
さて、いかがでしたでしょうか?
空腹は辛いものと思ってしまいがちですが、
上手に付き合えばメリットはとても多く
あなたの体を若くカッコ良く変えてくれます。
適度に食事間隔をとって、
空腹と仲良くなって、夏に向けてシェイプアップしていきましょう!
(空腹の時間を作ってもドカ食いには注意を!)