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2024/11/28
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股関節の硬さ=筋肉の硬さではない/しなやかな動きのための動的ストレッチと動作学習
こんにちは。
ラクエルの鶴田です。
「股関節が硬い…」
多くの方からそのようなお悩みを聞きます。
「股関節が硬いからストレッチをしなければ…」
という意識は確かに大切なのですが、実は股関節の硬さの原因は一概に筋肉の硬さとは言えません。
私たちが行う日常動作やスポーツ動作において、股関節や脚の筋肉が最大限ピンと引き伸ばされる姿勢になることはほとんどありません。
筋肉の硬さよりも、正しい動作感覚の欠如によってスムーズに体が動かせずに無駄な力みを使ってしまう。
それを動きの硬さ・股関節の硬さとして知覚していることが多いように思います。
今回は動作感覚を高める4種目をご紹介していますので、柔らかくしなやかな股関節の動きを手に入れるために、ぜひ取り組んでみて下さい。
動的ストレッチ1
膝を着いて股関節を曲げる動作。
骨盤10度の角度を保ったままでお尻を後ろへ引く。
体の重さを使って力まずに股関節を挟み込むように曲げましょう。
動的ストレッチ2
立位で股関節を曲げる動作。
骨盤10度の角度を保ったまま腰を下へ落とします。
腕の補助で動きをコントロールしながら、体重を使って股関節を深く曲げましょう。
動作トレーニング1
スクワットジャンプ。
軽くジャンプをして、先ほどの姿勢を意識して着地します。
落下の力を股関節で吸収する感覚をつかみましょう。
動作トレーニング2
スプリット動作。
片脚を踏み出して股関節で落下を受け止めます。
骨盤10度のまま股関節を挟み込むようにして、柔らかい着地を意識してみて下さい。