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2024/11/23
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5センチの隙間が素早さを生む/アジリティー能力向上の土台
こんにちは。
ラクエルの鶴田です。
今回は素早く動くために欠かせない5センチの隙間についてお伝えしたいと思います。
- 1歩目で加速して相手を抜き去る速さ
- 相手の虚をつくフェイントの足さばき
- 相手に対して有利なポジションに身を置く速さ
スポーツの中では様々な素早さが求められ、それらが勝敗や得点の有無に関わってきます。
一流のアスリートは足と地面の5センチの隙間を上手に操って、局面を有利にするスピードを生んでいます。
今回はその隙間の作り方、そしてその隙間をきっかけにして高速動作を生み出す方法をご紹介します。
ゲームを沸かせるスピードスターになりましょう!
1.タッピング動作
タッピング動作とは高速かつ連続で地面を弾く動作です。
地面を弾いた瞬間に体が浮き上がる揚力を股関節で吸収して、即座に次のタップへつなげます。
高速で動くには1回1回の接地後に脱力をすることと頭の位置が動かないことがポイントです。
2.ツイスト、スライド動作
ツイストとスライドによってスポーツ中の素早いステップの多くが構成されています。
どちらもタッピングで得た動作にひねりと横移動を加えることで、高速ステップを踏めるようになります。
3.ラダートレーニング
ラダートレーニングはアジリティ&クイックネスの強化によく利用されています。
高速のツイストとスライド動作をラダーを移動しながら行うことで競技中の瞬時の足さばきに対応できる幅が広がります。
タッピング動作で覚えた瞬時に脱力し次のステップへ移る感覚をここでも活かしましょう。
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100m走も含めて、スピードのある動きは全て出力→脱力の繰り返しです。
良いタイミングで脱力できると地面と足の間に5cmの隙間が一瞬でき、その隙間を利用することで素早い次の一歩を踏み出すことができます。
体を上手に使うことでプレーの幅はグンと広がります。
スポーツをより楽しむための身のこなしをどんどんマスターしましょう!