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お酒と上手に付き合う方法《飲み過ぎないためのコツ》
皆さま、こんにちは。
ラクエルの鶴田です。
前々回のブログで、アルコールのカロリーは直接的な太る原因にはならないということをお伝えしました。
お酒のカロリーについて – 【ラクエル】 (raquel-gym.com)
ただ、お酒は飲み過ぎれば病気のリスクを高め、間接的に太る原因になるのも事実です。
そして、それが分かっていてもなかなか適量で抑えられないものでもあります。
そこで今回は、お酒を飲み過ぎないために役に立つコツをご紹介させて頂きます。
ぜひお酒と上手に付き合うための参考にしてください。
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- 好きなお酒を飲むべき
- 脳の惰性に付き合わない
- 損得のラインを決める
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1.好きなお酒を飲むべき
お酒についてよく聞く情報のひとつに
- 日本酒やワインは糖質が入っているので太る
- ダイエットしたい時は焼酎やウイスキーなどの蒸留酒を飲むのが良い
というものがあると思います。
結論からいうと、ダイエット中であっても日本酒やワインが好きなら無理に我慢する必要はありません。
日本酒に含まれる糖質は1合に4gで、ご飯小盛り1杯の10分の1の量に過ぎません。
ワインはさらにその半分で、どちらも体重や健康にはほとんど影響のない量です。
そもそも大量に飲み過ぎるのは論外ですが、お酒は嗜好品であり娯楽のひとつなので、微量の糖質をカットするために、わざわざ楽しみを目減りさせる必要はありません。
何事においても、小さな我慢は後の反動につながります。
僅かな量の糖質をカットするために我慢を積むより、好きなお酒を飲んで食事やリフレッシュタイムの質を高めた方が、無駄な食べ過ぎ飲み過ぎを抑えることにもなり、結果的に健康にも体重管理にもプラスになります。
2.脳の惰性に付き合わない
とは言え、お酒の魔力は強力で、適量でストップするのはなかなか難しいものです。
なぜ私たちは体に悪いと分かっていても、つい飲み過ぎてしまうのでしょうか?
ひとつ目の理由は、私たちの脳は過去の経験から物事の良し悪しを決めているからです。
過去にお酒を飲んで、楽しい時間を過ごしたり、 ストレスから解放されて気持ちが軽くなる経験を重ねるうちに、「お酒=良いもの(必要なもの)」という価値観が作られていきます。
その結果、体には悪いと分かっていても、それ以上にメリットがあり自分にとって必要だと思ってしまうので、時間と体力が許す限り飲む選択をしてしまいます。
ですが、本当に気持ちを満たすために沢山のお酒が必要かというと、そうではありません。
ただやめるきっかけが無く、惰性で飲んでいるという側面が大きいです。
ちなみに、私たちの脳はお酒の他にも、スマホを見ている時や、休日の朝なかなか布団から抜け出せない時にも、このような惰性が働きます。
脳には元々「なるべく今の状況を変えたくない」という習性が備わっていて、余程の危機を感じない限り ずっと今の状況を続けようとします。
これが、必要ではないのにお酒を飲み続けてしまう二つ目の理由です。
3.損得のラインを決める
このような脳の習性によって、私たちはついお酒を飲み過ぎてしまい、適量で止めることを難しいものだと思ってしまいます。
ただ実際には、お酒を飲み過ぎてしまうことに大した理由は無く、お酒の効能を過大評価しているだけに過ぎません。
私たちの脳はある意味単純で、良いことも悪いことも継続していけばそれが板につきます。
- 「気持ち的な満足」と「体への負担」を天秤にかけて、まずは1日○杯まで、週に○日までというルールを決めてください
- あとは、どんなお酒でもゴクゴク飲んでしまうと、味も香りもアルコールが鼻に抜ける心地良さも目減りしてしまうので、一杯の価値が下がらないようにゆっくり味わって飲むことを意識してください
3週間継続すると、徐々に脳は習慣として認識するようになるので、健康を害さず体型にも悪影響のない良いお酒の飲み方を、地道に身に付けていきましょう。
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お酒を楽しむのは良いことです。
アメリカの統計では、お酒を全く飲まない人より、 適度に飲んでいる人の方が長生きするというデータもあるそうです。
あなたに合ったベストなお酒の飲み方を見つけてください!