トレーニングの成果
- 筋力、筋量アップ
60代女性 頸椎・腰椎の椎間板手術のための体力強化
皆さま、こんにちは。
今回はトレーニングで体力をつけたことで、大きな手術を乗り切った60代女性(Yさn)をご紹介します。
トレーニングを始めた背景
Yさんが受けた手術は、頸椎人口椎間板置換術という日本ではまだ数例しか行われたことのないものでした。
長年、首と腰の痛みに悩んで、マッサージや鍼、整体など様々な治療法を試してきたYさんでしたが
根本的な改善には至らず、お医者様からはこの手術を勧められたそうです。
しかしYさんは手術を受けるつもりはなく、トレーニングを始めたきっかけも、体力をつけ日常生活をより充実させるため、とのことでした。
手術までの経緯
Yさんの症状は手術をしないと改善が見込めない状況だったそうですが、年齢や体力的に自信が無く、手術で体にダメージを与えるよりは痛みと付き合いながら生活していくことを選びました。
そのような中、ラクエルで週1回のトレーニングを始めました。
トレーニング強度が高すぎると、肩や股関節に痛みが出てしまうことがあったので、種目や強度を選びながらレッスンを進めていきました。
姿勢筋、呼吸筋を鍛えて体幹を安定させることからスタートして、スクワット、腹筋トレーニング、マシンを使ったトレーニングなどを行っていきました。
トレーニングは正しい動作を反復していくことで、自然とより多い回数、より重い重量、より高い難易度の種目へと進むことができます。
また、体が正しく動けば、肩や腰を痛めてしまうことも無くなり、トレーニングを重ねるにつれて体に対する安心感と自信が育っていきます。
トレーニングを始めてから10ヶ月が経った頃、Yさんは「手術をしてもリカバリーできる自信ができた」と仰って手術を受ける決断をしました。
手術後の様子
2度に渡る大きな手術を無事に終えたYさんは、リハビリが完了した後、トレーニングを再開しました。
手術後はベッドから起き上がることができないほど、体力が衰えたとのことですが
また一から鍛えれば元の体に戻ることは分かっていたので、心配はしなかったそうです。
その後のYさんは、トレーニングだけでなく趣味の写真やピアノにも意欲的に取んで、エネルギッシュに毎日を過ごしています。
体力、健康、気力を充実させることで人生が前向きに開けていく。
Yさんのトレーニングに伴走しながら、そんなことを学ばせて頂いたように思います。
元気があれば何でもできる!!