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瞬発力が上がるバウンディングの基礎ドリル
こんにちは。
ラクエルの鶴田です。
今回は足を速くするためにはとても有効な、でも世の中ではあまり行われていないバウンディングのご紹介です。
足が速くなる要素は
- 筋力
- 瞬発力
- スプリントスキル
の3つです。
走るスピードを上げたいと思っている方であれば、筋力はスクワットなどで鍛える機会は比較的あると思います。
スプリントスキルは、突き詰めて考えると専門的なテクニックがいくつかあるのですが、腕と脚を高速で回すという要素は全速力で走る中でもある程度刺激されます。
恐らく一番馴染みが無いのが、筋力とスプリントスキルをつなぐ役割を持っている瞬発力を鍛えることではないかと思います。
筋力を鍛え、瞬発力を高め、スプリントスキルに転換するという手順を踏むと、効果的に走るスピードを高めることができます。
バウンディングを気軽に始める
瞬発力を高めるトレーニングは一括りでプライオメトリクスと呼ばれています。
プライオメトリクスにも取り組む段階があって、基礎的な種目から始めて段々と難易度を上げていって、最後に行うのがバウンディングです。
つまり、バウンディングは難しいのです。
それもあって世の中的にあまり馴染みが無いのですが、走るスピードに直結する有効なトレーニングですので、多くの方が取り組んで頂けると良いなと思います。
今回はプライオメトリクスの手順は一旦置いておいて、初めての方でもバウンディンに取り組めるように3段階のドリルに落とし込んでみました。
それぞれの体力レベルに合わせて取り組める内容になっていますので、ぜひ行ってみて下さい。
①かかとで着地
バウンディングは着地を安定させることが第一歩です。
股関節で着地の衝撃を受け止めることができると連続したバウンドが生まれますが、股関節を機能させるためにまずはかかとでの着地を行います。
②小さくバウンド
着地動作が安定したら、次は小さくバウンドを繰り返す動作を行います。
着地はかかとから足裏全体へ移行していって、地面を弾く感覚をつかんでいきます。
③大きくバウンド
連続したバウンド動作に慣れたら、徐々に距離と高さを大きくしていきます。
腕も股関節も最大限大きく使って、体全体で弾む力を作っていきます。
● ○
体が弾めば心が弾む。
風を切って走りましょう!